デジタルメディア・プロデューサー 水口哲也 (9)
―「最後の質問なんですが、ゲームの次に来るものはなんだと思いますか」
水口「まだその言葉はないんですね。で来てるし来始めてるんだけど、形容する言葉がないだけだと思ってます。具体的に言うとインタラクティブなエンターテインメントであり、インタラクティブなエデュケーションもあるし、パッシブなメディアは二十世紀までなんで。放送、報道。二十一世紀はアクティブとパッシブが混在する。僕はゲームはこの四十年間が黎明期だったような気がするんですよね。ゲームから出てきたテクノロジーが向かう先が映画やテレビといった既存のメディアとの融合だという気がしてならないんですよね」
―「最近の音楽も色んなジャンルを組み合わせたものが出て来た気がします。これはラップ、パンクってわけじゃなくて」
水口「そういう時代は終わったかもしれないですね。ラップを聞いて楽しむ人がラップを始めるかもしれない。声やリズム感、詩を書く能力をサポートするものがあれば、その人は必ず始めますよね。」
―「初音ミクってご存知ですか?あれってそういう感じだと思いますけど」
水口「どうだろう……可能性はあると思いますね」
―「YouTube、ニコニコ動画、初音ミクといったものが出てきたことによって、こちらがアクティブになれる土壌が出て来たって感じですか」
水口「自己満足を越えて人に影響を与えるには違うレイヤーにはなると思うけど。マスメディアからそれが出て来るかどうかは僕には分からないけど」
―「ありがとうございました」
企画・プロデュース 山名達郎
テープ起こし 吉本龍太郎
- 2008年03月04日

コメント