デジタルメディア・プロデューサー 水口哲也 (8)

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デジタルメディアと創造性


―「You Tubeからの流れで聞きたいことがあるんですけど。ニコニコ動画ってご存じですか?」
水口「知ってます」
―「ああいうものを見ていると、こういう芸術学部とか専門学校に通ってない人でもどんどん自分の作品をネット上のメディアを使って発表しはじめると思うんです。アマチュアクリエーターがどんどん増えていくっていうことはどう考えていらっしゃいますか?」
水口「それはいいことじゃないんですか。昔から八ミリビデオとか映画の世界でもあるけで、バンドやろうぜみたいな連中もいるわけで、そういうのが何らかの登竜門になっていくっていうのは全然いいことだと思いますよ」
―「発表する場所ができたわけじゃないですか。いちいち場所をとってお客さんを呼ばなくてもいいっていう。多分これから人間の創造性が高くなっていくと思うんですよ。そういうことをメディアが助けていくとか、考えたことはありますか?システム上……YouTubeとかニコニコ動画とかmixiとかありますよね。ブログとかも発展してきたと思うんですけど」
水口「それは考えたことはありますね、やっぱり」
―「水口さんの場合は自分が何かやってみようと思った時にゲームっていうメディアを選んだわけじゃないですか。それでこれからみんな、作品を発表したいんだけど、どこに出せばいいんだろうとか考えると思うんですけど」
水口「順番としては何を作りたいか、何を発信したいか、どういう気持ちにみんなをさせたいのかとか、そういう大きいイメージがあってそれを実現するためには何を使えばいいのかっていう順番になると思うんですよ。僕も仕事でありましたけど、『これとこれで何か面白いもの作ってくれよ』っていうのが一番辛いんですよね。ただ制約の中から出てくるアイディアっていうのは時に凄いのが生まれる可能性があって、一概にそれが駄目だとは言えないんだけれども。一番やっぱりヘルシーというか健康的なのはこんなのいいよなー、でもどうやって表現したらいいんだろう、どういう風に広めたらいいんだ、あっこんなものがあるじゃないかっていうほうが基本的にはいいですよね」

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