編集長・佐藤真理子―インタビューの情熱―(1)
●インタビューの前に
「インタビュー」を中心としたゼミ雑誌を作る中で、インタビューのプロフェッショナルにインタビューをするという企画があがった。そこで、私達が注目したのは佐藤真理子氏である。雑誌『ACT4』の編集長であり、その誌面の中で多種多様な分野の一流の人物に単独のインタビューを行っている佐藤氏。どんな女性なのかどきどきしながら、私達はインタビューに臨んだ。

佐藤真理子プロフィール
『ACT4』編集長。早稲田大学卒。航空会社、出版社勤務を経て二〇〇〇年に独立。東京国際音楽祭、実行委員、プロデューサー。コンサルティングを兼ねた企業のプロモーション、イベントの企画、プロデュースなどを手がけている。
TOKYO FM、MUSICBIRDの『佐藤真理子のACT4』パーソナリティ。ビル・ゲイツ、モナコのアルベール大公、ジーコ監督、ニコラ・ブルガリなどの単独独占インタビューなどを行う。
「会いたい!」という思いがインタビューを実現する
―――雑誌『ACT4』を拝見いたしましたが、本当に色々な人にインタビューをされていて、びっくりしました。そこでまず、インタビューをする際に気をつけていること、意識していることがあれば教えてください。
佐藤・何度インタビューしても、あこがれていればいるほど、最終的にもやもやが残ってしまうものですね。
でもそれでもいいなと最近は思っているんです。いっぱいしゃべってもらえたら勝ちだなと私は思っていますね。
あと、インタビューに行った時に、「こういう答えが返ってくるといいな」って予想したりすることってあると思うんですけれど、それはしてはいけないなと思いますね。
もちろんインタビューする人については、インタビューをする前にその人の生い立ちや書いた本などをちゃんと読んで調べていくけれど、そのほかのことはあまり考えない。
こういう質問をしたらこう返ってきて、そしたらこう返して・・・というような細かいことは考えないで、その人がしゃべってくれたらそれでいいなと思います。
こう返してくれたらいいなんていう考えは、正直傲慢だと思います。
―――今最もインタビューしてみたい人物はいらっしゃいますか?
佐藤・フランシス・コッポラとアルパチーノです。
『ゴットファーザー』が大好きなんです。『ゴットファーザー、パート3』が本当に好きで、セリフまで言えちゃうくらいです。
まだ道は遠いかもしれないですけれど、いつかきっとインタビューします。会いたい、インタビューをしたいと強く思っていれば、必ず実現するんです!
やっぱり会いたい人がいるから特集や、『ACT4』の「編集長対談」が続くと思いますからね。会いたい人がいなくなったらさびしいですよ。
―――外国人の方にインタビューされているのが多いなという印象を受けたのですが、やはり英語は大事だと感じますか?
佐藤・少なくとも英語は最低限勉強しておいたほうがいいですね。
私は基本的に英語でインタビューするときは通訳を通さず、自分でやります。中国語やフランス語などだったら、さすがに通訳をつけますけれど。
ゆっくりでいいからちゃんと自分の言いたいことを英語で言えるように、もちろん相手が言っている英語を理解できるように最低限ならなくてはダメですね。
それは別に海外留学しろとかそういうことではない。日本にいたってできることです。
なんだっていいから、中学生の英語の教科書だって英会話ラジオだって本当になんだっていいんです。英語はやっておくべきだと思います。
- 2008年02月21日

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