森詠インタヴュー(1)  ~森詠という人間~

 作家 森詠

インタヴューの前に……(text by 藤井)
「那珂川青春期」。この作品の主人公は将来やりたい事の決まっていない高校生だった。彼と友達は色々な体験をしながら、少しずつ成長していく。時代は学生運動が盛んだった頃で、当時の雰囲気を分かり易く伝えている。しかも、今読んでも色あせていないのがすばらしい。自分の高校時代と主人公のそれとを思わず重ね、懐かしさを感じ胸が震えた。これだけのインパクトを与えてくれ、更にストーリーの中に引き込んでくれた作品が今までいくつあっただろうと考えると、その数の少なさに驚かされた。
これだけの痕を残せる森詠という作家とはどのような人物なのだろうか。

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