書家 石坂雅彦 インタビュー(特別編)

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 今回は特別編をお送りします。

 インタビュー中、話に出てきた日芸出身の石坂先生のお弟子さん、清水瞳さんと今回のインタビュアー川島ドリアンはなんと同級生で共に教職課程を受講していたことが判明しました。そこで、現在は長野県にお住まいの清水瞳さんにメールで師匠・石坂雅彦について伺ってみました。




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石坂先生の教室へ通うようになったキッカケは何ですか?

清水 以前、地元で習字教室に通っていたこともあるのですが、東京に来てからは機会もなく、書道のことは忘れていたんです。でも、教職課程の一環で石坂先生に教わった時に、すごく自由に書くことができ、書く楽しさを思い出しました。しかも筆の扱いや字のニュアンス的な事を精神論でなく、具体的な方法で教えてくれたので、上達していく実感も沸いてきました。そのうちに、授業でやっている内容よりもっと本格的な事がやりたくなって、思い切って茅ケ崎の教室を見学させてもらったのがキッカケです。


本格的に書を学ぶようになって、先生から受けた影響、教わって為になったことなどはありますか?

清水 石坂先生の教室で通うようになって、いろんな字を見ることができるようになったので、それはとても為になりました。先生の字はもちろん、教室に来る諸先輩方の字を見て、何度も刺激をもらいました。すごく力強い字だなぁとか、繊細な字だなぁとか。それに、作品作りについて先生たちが話しているのを聞いているうちに、考えながら字を見る、ということを学んだ気がします。ここはもっと強い線がほしいとか、この部分がどうもうるさいねぇ、なんて言われても、最初はさっぱり分かりませんでした。でも、どういう意味だろう? と思いながら見ているうちに、だんだんと分かるような気がしてきたりして。気のせいかもしれないですけど(笑)。
 あと、強い線、とよく先生が言っていたのですが、太いとか濃いとかではなく「強い」とはどういうことだろう? と悩んでいたときに、とある先輩の字を見て「あ! 強い線てこういう線か!」と自分の中で理解できた事があります。そういう時は、なんだか胸が熱くなって、字に対する意欲が湧きました。


大学の授業での先生の印象などお聞かせください。 

清水 いわゆる書道の先生、という感じではなく、字の上手なおっちゃんって感じでした(笑)。とても親しみやすかったんです。字を直してくれるときも、難しいことは言わないで、すごく端的な言葉で教えてくれました。


どうもありがとうございました。(川島ドリアン)

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